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タイムマシーンがあれば名古屋市でも妖怪をウォッチできそうです。

『名古屋市の妖怪目撃談』は、妖怪やUMA、未確認飛行物体など未知の 生命体について詳しくない人にもわかりやすく、 糞尿の中に落下した霊獣、オールナイトでダンスする猫、 といった名古屋で目撃された妖怪に関するあらゆる情報を紹介します。

田幡村の雷獣

雷獣は名古屋市以外にも目撃談・捕獲談が全国にある妖怪でなので、隣の岐阜県の 関市や静岡県の浜松市に住んでいる人でも聞いたことがあるでしょう。 いろんな地方の伝承やお年寄りの昔話の中にたびたび登場する雷獣は、全国区の 日本を代表する妖怪と紹介しても差し支えはなさそうですが、ここでは名古屋市 の目撃談をお話していきます。 今では本州でも有数の都会として知られている愛知県の名古屋市ですが、昔から ビルがそびえ立っていたのではなく外を歩けばばったり妖怪に出会う、そんなのどか な土地だったと思うとちょっとばかし愉快な気分になれますね。


橦木町の白入道

遭遇したのが過去の名古屋市という妖怪なら白入道も有名ですね。 現在の東区付近での目撃談がありますが、中区や丸の内でもひょっとしたら見たこと のある農民がいても不思議ではありません。 その理由は白入道が名古屋市東区限定の妖怪だとは考えにくいからです。 ある決められた場所に縁のあるタイプの妖怪なら出現ポイントも一定になり、他の 地域にお出掛けすることもなさそうですが、この白入道はもっと自由に行動する 妖怪だと判断されるからです。 ですが目撃談があるからには名古屋の妖怪として紹介させてもらいます。


尾張の踊り猫

化け猫なのかは分かりませんが名古屋市には踊る猫の話があり、本当に華麗なリズム でダンスをしていたのなら妖怪の類とみてもよいでしょう。 「野良猫がなんだか踊ってるような動きをしているな」ならたまにありそうで驚く ことでもありませんが、手拭も使って本格的に踊っていたそうなのでただの野良猫 を妖怪だと錯覚したわけでもなさそうです。 それにしてもただ踊るだけの猫妖怪ならかわいいですし会ってみたい気もしますね。 名古屋市に出張で向かわれる方は猫の気配を察知したらこっそり物陰から観察して 踊りだすのを待ってみましょう。


鹽竈神社の無三殿さん

カッパらしからぬ厳つい名前の無三殿(むさんど)さんは、塩竈神社に古くから 奉られている痔の神様です。 苦しさと恥ずかしさを併せ持つ痔という病気はけっこう昔からあったようですね。 最近のカッパのイメージは妖怪にも関わらず愛らしいキャラクターで描かれること も多いせいか子供にも好かれており、飲食店にも河童の名を冠したチェーン店が あるほどの人気ぶりです。 体の色と同色のキュウリが主食と言われているので飲食関係のキャラに抜擢 されやすいのかもしれません。


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